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住所録
「住所録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
住所録の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
人は帯をゆるめてはお替りをして食べた。
「貴女ぐらい住所の変る人はないわね、私の
住所録を汚して行くのはあんた一人よ。」
お夏さんは黒い大きな目をまたたきもさせ....
「株式仲買店々員」より 著者:ドイルアーサー・コナン
彼は答えの代りに、曳出しから大きな赤い本を出して来ました。 「これはパリの人名
住所録ですが」 と彼は云いました。 「名前の下に職業が書き込んであります。これ....
「放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
帯をゆるめてはお変りをしては食べた。 「貴女ぐらいよく住所の変る人ないわね、私の
住所録を汚して行くのはあんた一人よ。」 お夏さんは黒い大きな目をまたゝきもさせ....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
は語らない。 とりつく島がないし、それをことわる理由もないので、私は古い手帳や
住所録の類を取り出してリストを作りはじめた。亡友Mは映畫と演劇の兩方に永らく働い....