佐夜の中山[語句情報] » 佐夜の中山

「佐夜の中山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

佐夜の中山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東上記」より 著者:寺田寅彦
ままなり。浜松にては下りる人乗る人共に多く窮屈さ更に甚だしくなりぬ。掛川と云えば佐夜の中山はと見廻せど僅かに九歳の冬|此処を過ぎしなればあたりの景色さらに見覚え....
私本太平記」より 著者:吉川英治
橋本(浜名湖附近)の序戦にやぶれた。つづいてまた敗れ、その総なだれを初めとして、佐夜の中山合戦 駿河の高橋縄手(興津附近) 箱根越の山いくさ 相模川渡河戦....
私本太平記」より 著者:吉川英治
上に妨げ、もう合戦に入っていた。 その政長の軍は、吉良満貞を討って海道へ伸び、佐夜の中山でもまた、直義の先手上杉|憲顕を打ち破った。 「よしっ、幸先は上々!」....