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余論
「余論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
余論の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文芸と道徳」より 著者:夏目漱石
の道徳の分子がいかに織り込まれるかもたいてい説明し得たつもりであります。 なお
余論として以上二種の文芸の特性についてちょっと比較してみますと、浪漫派は人の気を....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
三は、奇跡説ないしは怪談説である。つまり、“超自然現象”とするものである。これは
余論もあろうがともかくも一説をなしている。しかし然らば如何にしてこの奇跡ないしは....
「桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
の賞梁田に及ばなかった。賞与の末に於てさえ人の軽重を見るを誤らなかった。 『読史
余論』の著者新井白石が、そのなかで信長成功の理由を色々挙げたうちに、 応仁の乱後....
「読書法」より 著者:戸坂潤
『科学的精神と数学教育』 12 社会・思想・哲学・の書籍について ※
余論 1 ブック・レヴュー論 2 読書家と読書 3 論文集を読....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
。 次に新井白石は、一銭を盗めるものをも死刑に処することであるとして、「読史
余論」の中に次の如くに述べている。 此人(豊臣秀吉)軍法に因て一銭切といふ事を....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
いかけながら
「手前――女を、一人、助けねばならず、家も、国も、天下も――」
「
余論を申すな。今の続きを申すがよい」
「これも、その続きの一つでござりまする。女....
「序に代えて人生観上の自然主義を論ず」より 著者:島村抱月
もっと広い。また芸術は必して直接にわれらの実行生活を指揮し整理する活動でもない。
余論としてここに一言を要するのは、史上にいわゆる人生観上の自然主義である。過去に....
「政事と教育と分離すべし」より 著者:福沢諭吉
如きは、我が輩は学問のためにも、また世安のためにもこれを取らざるなり。(以下なお
余論あり。)....