併記[語句情報] »
併記
「併記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
併記の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
で、之は四、五日遅れて十月二十九日の公判廷へ呼び出されているのだが、便宜上ここへ
併記して置こう。 この鑑定事項は簡単で 一、大正六年押第二八八号十五の布地の地....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
いう偶然の確率はまず事実上零に近いからである。 それだから年号と年数と干支とを
併記して或《あ》る特定の年を確実不動に指定するという手堅い方法にはやはりそれだけ....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
掛り、全くいらん仕業だ。例えばソラマメはソラマメでよろしく、なにも煩わしく蚕豆と
併記する必要はない。キュウリはキュウリ、ナスはナス、トウモロコシはトウモロコシ等....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
は――あみだ笠やあのくたら/\夏の雨――とある。そして宮本武蔵、无何と俳号氏名が
併記してあるが、さてどういうものであろうか。不覚にも、私はその一本を長く借覧中、....