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価値論
「価値論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
価値論の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
は何を標準に区別しますか? こう言う問題を解決する為には、これも度たび申し上げた
価値論へ溯《さかのぼ》らなければなりません。価値は古来信ぜられたように作品そのも....
「読書法」より 著者:戸坂潤
はパレート一派の所謂数理経済学などに於て最も著しい。博士の現象主義は併しその経済
価値論に於て最も著しく現われている。客観価値説でも主観価値説でもなく、又二つの折....
「道標」より 著者:宮本百合子
毎日、数時間、図書館で勉強していた。マルクスは、イギリス経済学の正統学派から彼の
価値論を発展させて来ている。リカアドからマルクスが自分の説を展開させて行ったつぎ....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
上の二つに連関して、規範性(〔Normalite'〕)の問題が生じる。吾々による
価値論――価値意識の理論――は、この病理学的・犯罪学的・道徳学的な規範性の概念に....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
・を固有するということであった。だからイデオロギー論の中心は云わばイデオロギーの
価値論(Axiologie)のようなものの内になくてはならない。イデオロギー論は....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、憲政、経済史『明治文化全集』朝日の明治大正史等も利用しましょう。 (三)(イ)
価値論を中心としてスミス、リカアド、(ロ)ヘーゲルをやってフォイエルバッハおよび....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
らの考えの中にはたくさんの未だ不明確なものがつめこまれていて、バルザックの所謂等
価値論も、今日の理性は、やはりそこに十九世紀を見出します。ツワイクは一見客観的で....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
経済学の最後の最高の総括的発展者であるため、この派経済学の根本的基礎理論たる労働
価値論は、彼においてそのブルジョア的埒内において許される限りの発展をしたのである....