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「侵寇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

侵寇の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
予報省告示」より 著者:海野十三
業力とは桁ちがいに激甚なのである。 尚、不幸中の幸ともいうべきは、地球外よりの侵寇《しんこう》がこの天災のために終熄したことだ。 世界暦二千一年十三月十三日....
生の拡充」より 著者:大杉栄
を来さしめた。 この両極の生の毀損がまさに壊滅に近づかんとする時、ここにいつも侵寇かあるいは革命が起って来る。比較的に健全なる生を有する中間階級がイニシアチブ....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
族の絶滅を、ほんの概略でも見てみると、このことははっきりわかる。フン族の恐るべき侵寇、蒙古人及び韃靼人の広汎な侵入、アッチラ、ジンギスカン、タンメルランの血腥い....
ローマ法王と外交」より 著者:国枝史郎
だ。わしは起とう!」と決心した。折柄そこへ東ローマ皇帝からの使者が来て「トルコ人侵寇を防衛するために法王の援助を乞う」という旨を伝えた。「いよいよ思う壺だ。では....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
く、わが国を領制する天皇すでに崩ず、時失うべからざるなりと、なお相聚結して傍郡を侵寇す。ここに征新羅軍に従いし五百の蝦夷は、当時征夷の結果として、あるいは虜にせ....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
。のらネコ退治に艦隊を送るのは、たしかに危険極まる――艦隊なるものは、スペインの侵寇してくるのを防禦するための、彼女のただ一つの武器なのだから。そんなふうに女王....
三国志」より 著者:吉川英治
更も見せていない。 孔明が南蛮に遠征する以前、魏の曹丕が大船艦を建造して呉への侵寇を企てた以前において、かの※芝を使いとして、呉に修交を求め、呉も張蘊を答礼に....