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侶伴
「侶伴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
侶伴の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
才に走るものは、到底われ等の用具にはなり得ない。独断専行を好むものも、亦われ等の
侶伴ではあり得ない。克己自制――これがいずれの時代に於ても、聖人君子に附きものの....
「カメラをさげて」より 著者:寺田寅彦
ような気がするのである。こういう風景国日本に生まれた旅客にカメラが欠くべからざる
侶伴であるのも不思議はないであろう。 親譲りの目は物覚えが悪いので有名である。....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
り下は士農工商あらゆる階級の間に行なわれ、これらの人々の社会人としての活動生活の
侶伴となってそれを助け導いて来たと思われる。風雅の心のない武将は人を御することも....
「行人」より 著者:夏目漱石
に、たいていな事があっても滅多《めった》に紳士の態度を崩《くず》さない、円満な好
侶伴《こうりょはん》であった。だから彼の朋友はことごとく彼を穏《おだや》かな好い....