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「俗骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

俗骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
牛肉と馬鈴薯」より 著者:国木田独歩
のない通り詩人気は全くなかった、『権利義務』で一貫して了った、どうだろう僕は余程俗骨が発達してるとみえる!」と綿貫は頭を撫《なで》てみた。 「イヤ僕こそ甚《はな....
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
常の談笑中にもちらちらとほのめいて、一歩進めば彼等が平常|罵倒《ばとう》している俗骨共《ぞっこつども》と一つ穴の動物になるのは猫より見て気の毒の至りである。ただ....
翩翩」より 著者:田中貢太郎
だ子供のように翁姑に事えた。羅はまた帰りたいといった。翩翩はいった。 「あなたは俗骨があって、どうしても仙品でありません。それに子供に富貴になる運命がありますか....