保食神[語句情報] » 保食神

「保食神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

保食神の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔法修行者」より 著者:幸田露伴
擬字で、これがあるからの飯沙山である。そういうちょっと異なものがあったから、古く保食神即ち稲荷なども勧請してあったかも知れぬ。ところが荼吉尼法は著聞集に、知定院....
十二支考」より 著者:南方熊楠
行し居ると。 日本の馬の事、貝原篤信の『大和本草』巻十六にいわく、『旧事記』に保食神《うけもちのかみ》の目に、馬牛の化《な》れる事をいえり、『日本紀』神代巻に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
喜天徳頃|左右馬寮《さうまりょう》に坐せし、生馬の神、保馬の神を挙げ、『書紀』の保食神《うけもちのかみ》牛馬を生じたるよりこの二神号を帯びたのだろといった(『あ....
オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
ば物に見えている。それを邦語でヤカツカミといった。ふつうには食物を守る神として、保食神を祭るものと解せられているが、実際には竈の神であった場合も多かったらしい。....
穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
日本書紀の一書に、天照大神が月夜見尊に勅して、葦原中国《あしはらのなかつくに》に保食神《うけもちのかみ》を訪ねさせし際に、保食神の無礼に接して、 月夜見尊忿然....