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俯す
「俯す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
俯すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
、ゆるやかに輪を描いて舞うその小さな巫女を私は美しいと思った。彼の女は青畳の上に
俯すように身をかがめたり、また仰向きに反り身になったりして、鈴と扇とを品よくあし....
「山吹」より 著者:泉鏡花
ゃ、約束の通り遣って下せえ。(足手を硬直し、突伸べ、ぐにゃぐにゃと真俯向けに草に
俯す。) 夫人 ほんとうなの、爺さん。 人形使 やあ、嘘にこんな真似が出来るもの....