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「偃蹇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

偃蹇の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
あいびき」より 著者:ツルゲーネフイワン
その礼拝祈念を受けつかわしておった。その顔を、あから顔を見れば、ことさらに作ッた偃蹇恣雎《えんけんしき》、無頓着な色を帯びていたうちにも、どこともなく得々とした....
薤露行」より 著者:夏目漱石
つげ》の下よりランスロットを見る。菜の花、豆の花ならば戯るる術《すべ》もあろう。偃蹇《えんけん》として澗底《かんてい》に嘯《うそぶ》く松が枝《え》には舞い寄る路....