側腹[語句情報] »
側腹
「側腹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
側腹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仇討禁止令」より 著者:菊池寛
…」 新一郎は、腸を抉られるような思いがして、口が利けなかった。 「私は、父が
側腹を刺され、首を半分斬り落されて倒れている姿を見ました時、たとい一命は捨てても....
「形」より 著者:菊池寛
ような慈顔をもって、新兵衛は相手を見た。 その若い士は、新兵衛の主君松山新介の
側腹の子であった。そして、幼少のころから、新兵衛が守り役として、わが子のようにい....
「友情に関係あるエッセイ」より 著者:戸坂潤
的幻想になるのだが。 併し地獄に降ったダンテが、地心に刺きささったルシフェルの
側腹を潜り抜ける時、急に眩暈がして戸迷いをしたというが、之は尤もではないだろうか....