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偽言
「偽言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
偽言の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
《かんじょう》なりと欺き届け、人民へは汝らこの調印したればこそ刑罰を免るるなれと
偽言する。かく上下を一挙に欺騙《ぎへん》する官公吏を、あるいは褒賞し、あるいは旌....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
時或は時間の定ある時は必ず守るべし
一 何事にても約束ある上は必ず実行すべし
一
偽言は一切いうべからず
一 火の要心を怠るべからず
一 掃除に成丈注意すべし
一....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
さんため本人を池に投ずるに、その言真なれば※これを免《ゆる》し偽なれば必ず※う。
偽言の輩僧に賄賂して呪《まじない》もて※を制し己《おのれ》を※《く》わざらしむと....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
び得ないと想うたのだ。既に論じたごとく、実際蟒蛇には二足の痕跡を存するから張衡の
偽言も拠《よりどころ》あり。 イタリアのグベルナチス伯説に、露国の古話に蛇精が....