傷持つ足[語句情報] » 傷持つ足

「傷持つ足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

傷持つ足の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
妾の半生涯」より 著者:福田英子
がらと音のしたるを駅員らの怪しみて、これは如何《いか》なる品物なりやと問われしに傷持つ足の、ハッと驚きしかど、さあらぬ体《てい》にて、田舎への土産《みやげ》にと....
三十年前の島田沼南」より 著者:内田魯庵
悪くて来られなかったらしい。 Yはその後も度々故郷へ行ったり上京したりしたが、傷持つ足の自ずと閾が高くなって、いつも手紙をよこすだけでそれぎり私の家へは寄り附....