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働き掛ける
「働き掛ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
働き掛けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「こころ」より 著者:夏目漱石
が残念だったからである。その時先生は沈んだ調子で、「どうしても私は世間に向かって
働き掛ける資格のない男だから仕方がありません」といった。先生の顔には深い一種の表....
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
一方は余り偉くなさ過ぎます。生憎なことには偉くない方がお母さん自身にも他にも多く
働き掛けるのです。両方がよく調和した時がお母さんの本当の完成を見る時なのです。(....