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僻在
「僻在〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
僻在の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新疆所感」より 著者:日野強
の一考を煩わさざるを得ず。それ新疆の地たる、わが国と相へだたること数千里の遠きに
僻在し、わが国の利害と直接相関するものなきに似たりといえども、等しく清国の領土に....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
は予州にあらずして他国に在る由。これ最も可賀の事とうれしく存候。即ち予州は極めて
僻在の地ながら俳句界の牛耳を取る証拠にしてこの事を聞く已来猶更小生は『ほととぎす....
「憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
地を開墾し、先住民もまたこれに同化して、次第に農民に変って来たが中に、特に山間に
僻在して同化の機を捕えそこなった或るものが、比較的後までも異俗として原始的の生活....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
して立ち、市中に散布して存す。決してわが国東京その他各都府の寺院のごとく、一隅に
僻在するにあらず。 一寺住職すなわち牧師たるものは、その寺の礼拝、説教、婚礼、....