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元禄文学
「元禄文学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
元禄文学の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
あるらしい。したがって、両語の発達を時代的に規定することが出来るかもしれない(『
元禄文学辞典』『近松語彙《ちかまつごい》』参照)。もっとも単に土地や時代の相違の....
「新年号の『文学評論』その他」より 著者:宮本百合子
舎者」第一回が発表されはじめたこと、遠山葉子氏が西鶴、近松の描いた女性について、
元禄文学の科学的批判に着手されていることなど、号を追うて注意をひきつけるものがあ....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
と写生文が益々活溌な影響を与えはじめた。時代の空気は文学界の同人たちから「洋装の
元禄文学」という批判をうけて来た紅葉にも「金色夜叉」をかかせるようになった。蘆花....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
仮住居で、故人を偲ぶ旧観の片影をだも認められない。 寒月の名は西鶴の発見者及び
元禄文学の復興者として夙に知られていたが、近時は画名が段々高くなって、新富町の焼....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
。あたかもこの時に当り小説家の淵叢《えんそう》たりし硯友杜《けんゆうしゃ》の才人
元禄文学の研究と共にまた盛んに俳句を咏ぜしは斯道《しどう》の復興に与《あずか》つ....
「逢状」より 著者:吉井勇
れになつてしまつた。 「逢状」というものは何時頃からあつたものだろうか。試みに「
元禄文学辞典」というものを引いて見たが、それには全然載つておらず、明治になつてか....