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党閥
「党閥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
党閥の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田舎教師」より 著者:田山花袋
っぱい入れられてある。 主僧はめずらしく調子づいて話した。今の文壇のふまじめと
党閥の弊とを説いて、「とても東京にいても勉強などはできない。田園生活などという声....
「選挙に対する婦人の希望」より 著者:与謝野晶子
政府ばかりでなく、暴横無恥な政党までが存在しております。日本人は最早彼らの藩閥と
党閥との少数階級に愚弄されてはいられない時機に達していると信じます。 ここに私....
「インテリの感傷」より 著者:坂口安吾
しも、かゝる自由人的性格に変貌して行く見込みがあるのであるが、共産党はコチコチの
党閥であり、党人が自由人でありうる見込みすらもないのであるから、この政党に進歩性....
「三国志」より 著者:吉川英治
号して、襄陽に行き、あざむいて幼主劉※をこちらへ、奪い取り、蔡瑁、蔡夫人などの奸
党閥族を一掃してしまわれないのですか」 日頃、温厚な伊籍すら、色をなして、玄徳....