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入園
「入園〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
入園の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画と癩の問題」より 著者:伊丹万作
のような(シナリオによって判断する)まわりくどい表現は不必要だし、またもし癩者の
入園を慫慂するためならば、先決問題たる現在の癩院の収容力不足(それは全国の推定患....
「病菌とたたかう人々」より 著者:宮本百合子
歳のとき発病して、小学校の尋常四年までしかいかなかった松山くにというその少女は、
入園したときからもう病状が軽くなくて、あまり運動などもできず、いつも机に向って本....
「大脳手術」より 著者:海野十三
法悦を覚えた。 そういう楽しい生活が無限に続いてくれることを祈っていた私だが、
入園後まだ浅き或る日のこと、私の楽しい気持は突然|剥奪されるに至った。それは私の....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ております」
甲州から来た仕立飛脚氏はここに於て、自分はここへ使に来たのだか、
入園によこされたのだか、わからない気分にさせられてしまったようです――つまり、な....