全勝[語句情報] »
全勝
「全勝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
全勝の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「将軍」より 著者:芥川竜之介
た。
二 間牒《かんちょう》
明治三十八年三月五日の午前、当時|
全勝集《ぜんしょうしゅう》に駐屯《ちゅうとん》していた、A騎兵旅団《きへいりょだ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
相手の間に於てのみ行なわれるものです。第一次欧州大戦では開戦初期の作戦はドイツの
全勝を思わせたのでしたが、マルヌで仏軍の反撃に敗れ、また最後の一九一八年のルーデ....
「運命」より 著者:幸田露伴
うを以て、意|稍休まんことを欲す。道衍曰く、両日は昌|也、東昌の事|了る、此より
全勝ならんのみと。益々士を募り勢を鼓す。建文三年二月、燕王自ら文を撰し、流涕して....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
上に投鎗を加えて、十字架に像《かた》どり、その上に地を這う蛇を結い付けて、邪悪に
全勝せり、モセスかくて威光を揚げたれば、吾輩は吾輩の神たるキリストに向いて唄うべ....
「青鬼の褌を洗う女」より 著者:坂口安吾
んとなくエッちゃんを励まして出世させたいと思ったから、 「そうね、じゃア、今場所
全勝したら、どこかへ泊りに行ってあげる」 「
全勝か。
全勝はつらいね」 「だって女....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
れじつにおどろくべきことではありませんか。共同一致の力は、二年間の風雨と戦って、
全勝を占めました。われわれは少年諸君にあたえられた、この教訓を閑却してはなりませ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ゆ。)
あの陣地を御覧なさい。旨く取ってあります。
わたし達が這入って行けば、
全勝ですね。
ファウスト
君はここで何を遣って見せる積だ。
まやかし、目....