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「全波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

全波の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
土曜夫人」より 著者:織田作之助
が言いに行くには、ふさわしい店でもあった。 金文字のはいった扉を押すと、十球の全波受信機がキャッチしたサンフランシスコの放送音楽が、弦楽器の見事なアンサンブル....
現代の主題」より 著者:宮本百合子
下座したとき、その埃のふかい土は素朴で、けっして現代のドライヴ・ウェイをもたず、全波ラジオをもたなかった。封建生活そのものとしての統一があり、封建の枠の内でつつ....
みのりを豊かに」より 著者:宮本百合子
やっと、ラジオの全波が聴けるということになった。 そのことが放送されたのは、九月下旬の或夜であ....