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公共性
「公共性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
公共性の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
う一つの重大な点を吾々に注意させずにはおかない、G・タルドが群集. 15)公衆は
公共性や現実活動性は有っていても、世論に欠くことの出来ぬ時事性や政治性をまだ有っ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
応学徒という資格を有っている以上、市民の風習としては押しつけがましくても、学問の
公共性からいって多少とも寛恕されることだと思っての申し出でだったのである。 そ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
たのでしょう。
下巻までよむと、恋愛における箇人選択の主張と、子供というものの
公共性とが、どういう調和においてみられるのか分るでしょう。上巻の半まででは分裂が....
「哲学の現代的意義」より 著者:戸坂潤
。ただ印象批評がよろしくないと考えられるのは、つまりそれが客観性に乏しく科学的な
公共性を欠いていると考えられるからだが、それと云うのも実はその印象自身が信頼に値....
「『青丘雑記』を読む」より 著者:和辻哲郎
練が不充分であり、従ってあらゆる都市の経営が根柢を欠いている。日本人はまだ都市の
公共性を理解しない、これが著者の嗟嘆の一つである。しかしこのことは否定の否定が実....
「学界の純粋支持者として」より 著者:戸坂潤
的真実は、部分的に真実であることを失うためではない。この点を介して初めて、学問の
公共性が党派性を通じての客観性が横たわるのである。この最終の意味に於ては、私は「....