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公民館
「公民館〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
公民館の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「永遠のみどり」より 著者:原民喜
イ〉と彼は何気なく咄嗟《とっさ》にペンをとって書いた。それから彼はMと一緒に中央
公民館の方へ、ぶらぶら歩いて行った。Mは以前から広島のことに関心をもっているらし....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
のもこの結果であるし、人文科学振興委員会が設けられたのもこの意味にほかならない。
公民館運動も全国に起された。外見は全国的に文化センターをこしらえる運動のように見....
「ヒロシマの声」より 著者:豊島与志雄
社のタンクには、それを囲む鉄枠の影が、爆心地の方面に濃く刻みつけられている。中央
公民館に聚集されている屋根瓦は、いろいろの程度に、表面が溶解して熔岩様を呈してい....
「図書館法楽屋話」より 著者:中井正一
十四年度の提出法案として重要法案となっていたので、この中に図書館法案をくみ込んで
公民館と図書館とを一連の組織体としたらと、課長会議は傾いていったのである。このこ....
「「良書普及運動」に寄せて」より 著者:中井正一
。この配給の対象は、公共図書館、学校図書館、農業組合、各種工場の教養部門、さらに
公民館の図書部、更に各官庁の機構の中にその組織網をもたなくてはならない。 新刊....
「図書館法と出版界」より 著者:中井正一
とき、紙代と刷賃だけをみて、一枚一円十五銭で売ることにしている。これは今、七千の
公民館を図書館化するには、人件費をはぶく最も便利な機構であると信ずる。更に、公共....
「図書館協会六十周年に寄せて」より 著者:中井正一
を糾合し、その販売網の対象として強力なる組織体として援助されたいのである。七千の
公民館は、図書館の萌芽として、その形を眼前にととのえつつあるのである。 かくて....
「望郷」より 著者:服部之総
この方面でからっぽの私の頭を、みたすことができたことはしあわせであった。夜ふけの
公民館で名物のリンゴ・ウィスキーをのみわかれて、翌朝私は函館学芸大学の諸君ととも....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
大分大学の松本、半田、安河の諸教授、別府女子大の佐藤校長、図書館長の兼子氏、
公民館の安部氏、郷土研究家の立川、福田の両氏。そのほかみんなで十六、七名もおられ....