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公田
「公田〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
公田の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「緑衣人伝」より 著者:田中貢太郎
その詩を作った士人を誹謗の罪に問うて獄に繋いだ。 秋壑はまたある時、浙西に於て
公田の法を行うたが、人民がその悪法に苦しんだので路傍へそれを謗った詩を題した者が....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
るが如し。結構の至り既に逆節に渉る者か。しかのみならず奥州・出羽の両国を掠籠し、
公田・庄田の乃貢を輸せず、恒例の仏神事、納官封家の諸済物、其の勤め空しく忘れ、其....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
いう語を仲間の意に用いている。大化以前には国造県主等の所領の外に、天皇直轄御領の
公田すなわち大御田があって、その農民すなわち公民を大御田族と呼んだものであったで....
「融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
族なる公民には、男には二|段ずつ、女には一段百二十歩ずつ、老幼に論なくことごとく
公田を割り与えました。すなわち公民はことごとく地主であり、農民であることとなった....