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六座
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六座の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
この社は武蔵|大国魂神《おおくにたまがみ》を祀ったもので、そのほかに、東西の
六座に、秩父、杉山、氷川などの武蔵国内の諸神を奉斎《ほうさい》する由緒のある宮。....
「怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
社祭神は大己貴命、相殿として素盞嗚尊、伊弉冊尊、瓊々杵尊、大宮女大神、布留大神の
六座(現在は大国魂神社)。武蔵では古社のうちへ数えられるのだ。 毎年五月三日に....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
して見物して廻った劇場は、歌舞伎座、新富座、千歳座、中村座、市村座、春木座、この
六座がいわゆる大劇場で、市村座はまだ元地にあった。一格下がっていたのが本所の寿座....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
は大発達を遂げて、一時は人形座の数が四十にも及び、後には十八座となり、今もなお五
六座は遺っていて、全国を興行してまわっているという。やはり一種の旅芸人と云うべき....