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具平親王
「具平親王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
具平親王の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「俊寛」より 著者:菊池寛
微笑となって浮んだ。 が、有王はすべてをあさましいと考えた。村上天皇の第七子|
具平親王六|世皇孫である俊寛が、南蛮の女と契るなどは、何事であろうと考えた。彼は....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
家で校刻した深根輔仁の『本草和名』、丹波|雅忠の『医略抄』、宝永中に印行せられた
具平親王の『弘決外典抄』の数種を存するに過ぎない。
具平親王の書は本字類に属して、....
「連環記」より 著者:幸田露伴
に長じて、声名世に布いた保胤は、試に応じて及第し、官も進んで大内記にまでなった。
具平親王は文を好ませたまいて、時の文人学士どもを雅友として引見せらるることも多く....
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
のはなんであるかを知らなかった、でかれはそれをひらいた。 「村上天皇の皇子中務卿
具平親王」 千三は最初の一段高く記した一行を読んでびっくりした。 「先生なんで....