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内神
「内神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
内神の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
人の後悔談 著者が親しく聴き取ったのは、外神田佐久間町辺の何某というゾッキ屋と、
内神田表神保町の何々社というゾッキ屋との二軒である 先ず甲の主人は語った所を略記....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
も見いだされなかった。彼はここを出て、さらに長屋の周囲を一巡した。 その当時の
内神田はこんにちの姿とまったく相違して、神保町《じんぼうちょう》、猿楽町《さるが....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
も人の顔であった。みんなその顔は笑っていた。 やがて関門の前へ出た。 富士胎
内神秘境へ、一筋通っている横穴の口で、楕円を為した銅の扉が、数人の門番に守られて....
「正義と微笑」より 著者:太宰治
ょうは、いくぶん積極的な生活人だった。学校の聖書の講義が面白かった。毎週一回、寺
内神父の特別講義があるのだが、いつも僕には、この時間が、たのしみなのだ。先々週の....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
れが三右衛門の称をも継承した。迷庵の弟|光忠は別に外神田に店を出した。これより後
内神田の市野屋と、外神田の市野屋とが対立していて、彼は世三右衛門を称し、此は世市....
「青年」より 著者:森鴎外
」正直に、躊躇せずに答えたのである。 「そうでしょう」 夕の昌平橋は雑沓する。
内神田の咽喉を扼している、ここの狭隘に、おりおり捲き起される冷たい埃を浴びて、影....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
、六本の桜があるのを大騒ぎで見に行くのである。私もそこへ花見に行った。そこには山
内神社といって、享保年間に私の藩で御家騒動のあった時、忠義のために割腹した者を、....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
告げたともいって、とにかくに弥五郎神主の子孫の家では、主人が必ずすがめ この竹
内神主の家には、神の眼を射たという箭の根を、宝物にして持ち伝えてありました。神に....