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「内臣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

内臣の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
を用い、何の時か已む可けん、まさに江に臨みて一決し、復返顧せざらんと。時に京師の内臣等、帝の厳なるを怨みて、燕王を戴くに意ある者あり。燕に告ぐるに金陵の空虚を以....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を鬼物とし、故人驢車に乗るを夢みるは、その人地獄へ行った徴《しるし》という)。〈内臣また好んで牛驢不典の物を吃う、挽口というはすなわち牝具なり、挽手というはすな....
十二支考」より 著者:南方熊楠
一語は卵をも睾丸をも意味するからだ。支那でも明の劉若愚の『四朝宮史酌中志』一九に内臣が好んで不腆《ふてん》の物を食うを序して、〈また羊白腰とはすなわち外腎卵なり....
社会時評」より 著者:戸坂潤
て家庭的淳風を馴致している。「わが君様」の身辺にはお家の一大事に馳せ参ずる多数の内臣外臣が控えており、わが君様の教授会に於ける器量の如何によって、又その時々の御....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
遊猟(薬猟)したもうた時(天皇七年五月五日)、皇太子(大皇弟、大海人皇子)諸王・内臣・群臣が皆従った。その時、額田王が皇太子にさしあげた歌である。額田王ははじめ....