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「円丘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

円丘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南半球五万哩」より 著者:井上円了
なおスペインの管内にあり。人口わずかに一万七千なれども、要港の一つとす。市街は一円丘(孤山)をめぐりて上下に隣比し、四層、五層の石屋、あるいは高くあるいは低く、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
るところが、余りにも大きかったのはぜひもない。 吉野山 蔵王堂の艮なる 林の奥に円丘を高く築いて 北向きに葬りたてまつる ――かくて、御一代の業は終った。そし....
黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
に湯が湧き出しているのだ。或者は直径三尺もある熱湯の池を湛え、其中央に径五寸位の円丘を築き上げて、其処から二、三尺の高さに湯玉を飛ばしている。或者は河底から湧き....