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円球
「円球〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
円球の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「髪切虫」より 著者:夢野久作
うの、海の向うの、大陸の向うの、星座の向うの、まだまだずっと向うの、大地が作る半
円球越しの何千里か向うの広い広い土地は、まだその日の正午近くらしかった。その焦げ....
「旅愁」より 著者:横光利一
十字架が夕栄えの光りを受けて輝いている。その十字架を捧げた附け根の所に一つ小さな
円球があるが、塩野はそれを指差して云った。
「あの円い中にね、キリストが十字架に....