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「冠棚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
「……はい」 新妻はまだ、体がふるえる。 さきに良人の烏帽子だけはとって、冠棚へ移したが、良人はなお、直垂のままで、閨衣を着ず、彼女も夕化粧のときにかえた....