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准尉
「准尉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
准尉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「未来の地下戦車長」より 著者:海野十三
」 それは、同乗を命ぜられた工藤上等兵《くどうじょうとうへい》だった。 「萱原
准尉《かやはらじゅんい》。工藤は、命令をうけて、別にいやな顔をしなかったか」 「....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
きる。その人数を国民のうちから年々徴農するのである。 現在の専門農夫は、指導員、
准尉、部隊長であつてよろしい。そのうちにだんだん、整理されていく。 今次の応召家....
「程よい人」より 著者:豊島与志雄
私の部下だった。私の方がだいぶ年下であるが、私は主計少尉になっていたし、彼はまだ
准尉だった。終戦後、互に音沙汰もなく過して、私がもう忘れかけている頃、彼はふいに....