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凶徒
「凶徒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凶徒の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ようとした。この船の航海中シヤトルに近くなったある日、当時の大統領マッキンレーは
凶徒の短銃に斃《たお》れたので、この事件は米国でのうわさの中心になっているのだっ....
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
める。 「多くの人は吾《われ》に対して悪を施さんと欲す。同時に吾の、彼らを目して
凶徒となすを許さず。またその凶暴に抗するを許さず。曰《いわ》く。命に服せざれば汝....
「赤旗事件の回顧」より 著者:堺利彦
あった。そこで一方には赤旗事件で金曜会の連中が一掃され、一方にはまた、電車問題の
凶徒|聚衆事件が確定して、西川、山口等、多くの同志が投獄され、その他の人々は手も....
「秀吉・家康二英雄の対南洋外交」より 著者:国枝史郎
う者が「日本人、当国海岸に漂流し来たり、当国人を妄りに殺戮す」と申し来たに対し「
凶徒は貴国の法律に照して処罰されたし」と返書を与えたことから始まり、翌七年、又安....