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凸レンズ
「凸レンズ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凸レンズの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「軍用鮫」より 著者:海野十三
切小説として「軍用鼠」なる見出しと、青年作家が恐ろしい形相をして、大きな鼠の顔を
凸レンズの中に見つめているという怪奇な図柄とに、ぐっと呼いよせられたことであった....
「風知草」より 著者:宮本百合子
か」 そういう声もきこえた。眼の水晶体が熱と血液の毒素のためにむくんで、ひどく
凸レンズになっていたために、そんなに吉岡の顔も小さく見えたのであった。 ひろ子....
「梵雲庵漫録」より 著者:淡島寒月
似をしながら、彼方此方と駆け廻る。それを少し離れた処で柄の付いた八角形の眼鏡の、
凸レンズが七個に区画されたので覗くと、七人のそうした姿の男が縦横に馳せ廻るように....