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凸面鏡
「凸面鏡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凸面鏡の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
るくらいだった。いつも三機|雁行の、その先登に立っていた司令機内のこの儂は、反射
凸面鏡の中に写る僚機の、殺気だった戦闘ぶりを、ちょいちょい眺めては、すくなからず....
「火星探険」より 著者:海野十三
にした。そのとき後方が見られりゃよかったのであるが何しろ大きな箱車のことであり、
凸面鏡もついてないし、運転台からは後が見えなかった。 ところがそれから間もなく....
「爆薬の花籠」より 著者:海野十三
い帆村に、なぜそんな器用なことができたであろうか。それはなんでもない。彼は小さな
凸面鏡を手の中にもっていて、その鏡にうしろのトラ十のすることをうつし、すっかりみ....
「冬の王」より 著者:森鴎外
らしい。 大きな望遠鏡が、高い台に据えて、海の方へ向けてある。後に聞けば、その
凸面鏡は、エルリングが自分で磨ったのである。書棚の上には、地球儀が一つ置いてある....