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「出しに使う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

出しに使うの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
身は空虚だが。そこがまた恐ろしくいいところだ。で、折角大事にして、ちょくちょく小出しに使うがいい。しかし俺には用はねえ。そんな物は邪魔っけだ。……ふふん、これで....
三郎爺」より 著者:宮本百合子
の後以後、すっかり心臓を悪くしてしまった。 これから先二三十年の間、ボツボツ小出しに使うはずだった力を、一どきにグンと使ってしまったので、もうへとへとになって....
天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
為を思うてすることじゃ。自由党にしてからが、せいぜい自分等の役に立つ間だけ俺達を出しに使うて、自分等が世の中に出てしまえば、放り出そうという手だ。俺にゃチャンと....