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出三
「出三〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出三の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
める。立って女の手を取るごとき形をしてみる。また書抜きを開いてじっと見詰める)死
出三|途《ず》の道なりとも、御身とならば厭わばこそ……(また絶望したるごとく、書....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ト》を招き禁厭《まじない》してこれを救うそうだ(スキートおよびプラグデンの書、上
出三―五頁)。同書にジャクン族はその族王の魂は身後虎鹿豕鰐の体に住むと堅く信ずと....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
恒善、比良野氏の出馬場|玄玖妻長女|純、岡西氏の出二女|好、三男八三郎、山内氏の
出三女山内|棠、四男幻香、五女|癸巳、七女|幸の三子五女である。 矢島優善はこ....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
一緒に死んでくれえと言われては後へも退かず、ツイ一夜を仮初めの契りしたばかりに死
出三途の道伴れまでして命惜しいとも思わぬ、これまでにされては心ぞ可愛い男とも女は....
「リギ山上の一夜」より 著者:斎藤茂吉
舎に帰って来た。玄関で絵葉書などを買って、そこの貼紙を見ると、「御客様方は、日の
出三十分前に、アルプス山の角笛を以てお起こし申上げます」と書いてあった。 帰っ....
「落合町山川記」より 著者:林芙美子
近くに、甲斐仁代《かいひとよ》さんと云う二科の絵描きさんが住んでいた。御主人を中
出三也《なかでさんや》さんと云って、この人は帝展派だ。お二人とも酒が好きで、画壇....
「文化祭」より 著者:坂口安吾
。学校借用費、広告その他印刷代、茶菓代、人件費等合計二万三千二百五十五円。合計支
出三万四千三百八十五円ですね。とても支払いに足りません。ま、仕方がありませんね。....
「西航日録」より 著者:井上円了
とし。 禅僧鑿空尋西蔵、白馬駄経又再来、阿耨達池三宿住、金剛宝土四年回、異書多半
出三蔵、法海応今起大雷、更向泥巴求古本、神山宗教見新開。 (禅僧は新たに道をひら....