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出軍
「出軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
きたのだった。 つぎの日。 台閣の講堂に諸大将は参集していた。 「曹操征伐の
出軍、今を可とするか、今は非とするか」 について、議論は白熱し、謀士、軍師、諸....
「三国志」より 著者:吉川英治
にある袁兄弟へ使いをやって、酒宴に迎えた。 袁煕と、袁尚は、 「さてはそろそろ
出軍の相談かな? 何といっても曹操の脅威をうけている折だから、吾々の協力もなくて....
「三国志」より 著者:吉川英治
た。夏侯淵は、対山に敵が陣を張った以上、即刻これを攻めねば、味方の不利であると、
出軍の用意を命じた。 張※はこれを知って諫めて云った。 「あの山を敵が攻略した....
「三国志」より 著者:吉川英治
翔してきた数千の鳥群がいちどに漢水へ落ちて死んだとか、不吉な流言をたてて、孔明の
出軍を阻めようとする者もあったが、孔明の大志は、決してそんな虚謬の説に弱められる....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
またそれと高氏のひきこもりとも、無関係ではなかったろう。 しかし幕府もいまは、
出軍につぐ
出軍で、四次の大将として派す適格な人物というと、はや持チ駒もとぼしくな....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
勢へ出征し、この五月には長篠の大戦を果し、兵馬を休める遑もなく、また直ちに北陸へ
出軍の準備中にあるというような実状である。それとて、こういう足もとの多事多端は、....