出遅れる[語句情報] » 出遅れる

「出遅れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

出遅れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
競馬」より 著者:織田作之助
訊けば、五番だという。そうか、やはり五番がいいかねと、五番の馬がスタートでひどく出遅れる癖《くせ》があるのを忘れて、それを買ってしまうのだ。――人々はもはや耳か....
旅愁」より 著者:横光利一
た東野に、「結構です、どうぞ。」と矢代は頭を下げたが、いつもこういう場合に自分の出遅れる性癖を見せつけられた思いも強く、暫くは自己嫌悪を覚えあたりがぼっと暗く狭....