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切子ガラス
「切子ガラス〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
切子ガラスの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「謎の街」より 著者:松本泰
たしは、初めて鞄の中に投げ込まれていた数々の小包を開いた。 チョコレート入りの
切子ガラスは、活動俳優老S氏からわたしの妻に宛ててあった。銀の灰皿は妹から、古風....
「道標」より 著者:宮本百合子
プ鍋だった。ここの、廃園の奥にあるレーニングラード※ヴ・オ・ク・スは丁度手綺麗な
切子ガラスのオードウヴル(前菜)の皿のようだった。よけいなものは何一つない。いる....
「雑記(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
も来ていたが、みんなつつましい、静かな人達のようであった。 食卓には、いつも、
切子ガラスの花瓶に、時節の花が挿してあった。それがどんな花であっても純白の卓布と....