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切掛け
「切掛け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
切掛けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「パンドラの匣」より 著者:太宰治
夜の睡眠の時以外は、ベッドに掛蒲団を用いる事を絶対に許さない。昼は、毛布も何も一
切掛けずに、ただ寝巻を着たままでベッドの上にごろ寝をしているのだが、慣れると清潔....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
、ばったり倒れると、柳田典藏は残念に思い、この乱暴人と自分の乱暴人を忘れ振冠って
切掛ける。又市は受損じ、蹌めく機みに又市が小鬢をはすって頭へ少し切込まれたが、又....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
、その悪党を切ってしまえ」 役「畏まって候」 と抜刀の両人、文治の後より鋭く
切掛けました。其の時早く文治は前に押えた腕を捩上げ、同役|二人が振下す刀の下へ突....