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列柱
「列柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
列柱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
れた、ル・ノートル式の花苑になっていた。花苑を縦横に貫いている散歩路の所々には、
列柱式の小亭や水神やサイキあるいは滑稽な動物の像が置かれてあって、赤煉瓦を斜かい....
「エトナ」より 著者:野上豊一郎
、シチリア現存劇場中第二位を占め、また、ローマ時代改築の赤煉瓦の舞台建造物が白い
列柱と共に遺っているのは、劇場建築史の貴重な資料として見るからに有りがたく感じら....
「オフェリヤ殺し」より 著者:小栗虫太郎
ハムレットの寵妃」第三幕第四場が終るのである。緞帳の余映は、薄っすらと淡紅ばみ、
列柱を上の蛇腹から、撫で下ろすように染めて行くのだった。その幕間は二十分余りもあ....