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別類
「別類〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
別類の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
る「え」と「ゑ」、「お」と「を」の仮名も、それぞれこれに相当するものが奈良朝には
別類の仮名として存在するのであって、それらは、それぞれ異なった音を表わしていたと....
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
のではなく、どちらかが誤りでなければなりませぬ。然るに「与」は「夜」の「ヨ」とは
別類の仮名で、「夜」を「与」の類の仮名で書いた例はないから「夜」と書いた方が正し....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
(飛猫)、「乳母ここにももんがあがと子供いい」というモモンガに似たようだが、全く
別類で、モモンガは前後脚の間にのみ張った皮膜ありて樹上から飛び下るを助くるが、コ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
に野性が多分に残っている――アクを抜かれ、骨を抜かれてしまった三河武士とは、全く
別類型にいるのだ」
「なんにしても、近藤一人がこの都大路に頑張っていると、相当命....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ラネまたジネズミ、日光を見れば死すとてヒミズと呼び、鼠に似た物だがその実全く鼠と
別類だ。コンゴ国には鼠を神林の王とし、バガンダ人は、ムカサ神がキャバグ王のその祠....