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「利札〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

利札の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
反戦文学論」より 著者:黒島伝治
、世界住民の約十分ノ一か、多く見積って高々五分ノ一しか擁しないに拘らず、単なる『利札切り』で全世界を掠奪しているのである。」(レニン) だから××××戦争は、....
罠を跳び越える女」より 著者:矢田津世子
三階利札室は銃声のない戦場だ。 凄じい誰かの咳、猛烈な紙埃、白粉の鬱陶しい香いと捌....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
たのを、そのまま使ってしまえば一両は一両だ、これを手繰《たぐ》ってみると、裏表に利札《りふだ》がついているやつを、今まで気がつかなかったのが我ながらおぞましい」....