利水[語句情報] » 利水

「利水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

利水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
食道楽」より 著者:村井弦斎
通を促す。 ○水瓜《すいか》、冬瓜《とうがん》、芹《せり》、独活《うど》の如きは利水性にて小水を促す。妊婦の初期には禁ずべし。 ○牛蒡、蕪根、豆類の如きは醗酵性....
三国志」より 著者:吉川英治
ぬばかりに云い返した。 「わが手の兵は、すべて北国そだちの野兵山兵ではないか。水利水軍の法、兵舷の構造改修などくわしく知るものはほとんどない。いまかりに彼らを水....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
介があったということを除外しては、考えられない。 室町初期以来の――いわゆる足利水墨の興りを観ると、宋末大陸の画風をもっとも早く日本に招来したものは、いうまで....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
きりであった。 あんな田舎が大阪の中に残っていたのも意外だが、こんな静かな、足利水墨画の中に立ったような残景がここにあるのも意外であった。もし数艘の小舟に、唐....