剛猛[語句情報] »
剛猛
「剛猛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
剛猛の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「誰」より 著者:太宰治
とは、どうしても考えられない。 サタンは、神と戦っても、なかなか負けぬくらいの
剛猛な大魔王である。私がサタンだなんて、伊村君も馬鹿な事を言ったものである。けれ....
「運命」より 著者:幸田露伴
待つに不死を以てす。孝孺屈せず。よって之を獄に繋ぎ、孝孺の弟子廖※し。帝もと雄傑
剛猛なり、是に於て大に怒って、刀を以て孝孺の口を抉らしめて、復之を獄に錮す。 ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
した。 鬼は昼間でも種々の奇怪な形を見せて変幻出没するのでした。しかも陳は元来
剛猛な人間であるのでちっとも驚かず、みずから弓矢や刀を執って鬼と闘いました。それ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
で猪を呼ぶ名だ。『※※《ほき》内伝』二にいわく、亥は猪なり云々。この日城攻め合戦
剛猛の事に吉《よ》し、惣《そう》じて万事大吉なりとあるは、その猪突の勇に因んだも....