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剣帯
「剣帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
剣帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
れには構わずにその絶対値の総和を求めるのである。 星雲、たとえばオリオン星座の
剣帯にある大星雲のようなものについても同様な計算をする。星雲は低温であるからこの....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
の中にある同じ血潮の数滴を残し、規律と指揮との中に年齢にもまして白髪となり、常に
剣帯をしめ、肩章は胸の上にたれ、帽章は火薬に黒ずみ、額には軍帽のために筋がつき、....
「魔都」より 著者:久生十蘭
…これがふつうの帯革でないとすれば一体なんです?……申し上げるまでもない、それは
剣帯の端です。これで、犯人は日常帯剣する職業の人間だということが判るのです」
....
「墓地展望亭」より 著者:久生十蘭
郎は、真先に来たのを体当りで押しころがしておいて、二番目の、見上げるような大男の
剣帯をギュッとひっ掴んだ。跳腰が見事にきまって、靴底を空へ向け、両足で孤をかきな....
「三国志」より 著者:吉川英治
もないがそれは凡人の佩く剣ではない。琅※の珠がついていたはず、戛玉とよぶ珠だよ。
剣帯に革か錦の腰帛もついていたのだよ。王者の佩とそれを呼ぶ。何しろ、刀身も無双な....