» 割振

「割振〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

割振の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
出であります。 米友の天性は小兵《こひょう》で敏捷《びんしょう》。この網受けに割振《わりふ》られるものは、まず槍の使い方を習わせられるのを常例とする。米友はそ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
家屋敷の間にのみ偏重されがちであったのに、この旧番附は、市井郊外までかなり公平に割振られてあることが、よけい、一座に批評の余地を与えたり、知識の範囲を広めたりす....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぱいの上り高のしめくくりをしたお角は、払い渡すべきものは即座に払い渡し、大入袋の割振りまできびきびとやっつけて、残った金を両替にすると、それを恭《うやうや》しく....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
分けるという段取りになる。しかしながら、こうして部署を定め、旗幟《はたのぼり》を割振ったところで、いずれも同じような赤と白とのほかに、鬱金《うこん》だの、浅黄だ....