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割注
「割注〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
割注の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三四郎」より 著者:夏目漱石
た。しかし手紙にはお稲荷様のことは書いてない。ただ三輪田のお光さんも待っていると
割注《わりちゅう》みたようなものがついている。お光さんは豊津《とよつ》の女学校を....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
した。この書の標題の「夢酔独言」の名のよって起るところである。なお仔細に系図書の
割注を読んでみると、 「惟寅は男谷平蔵の三男、聟養子《むこようし》となって、先代....
「仙人掌の花」より 著者:山本禾太郎
出しを読むと、 『佝僂男の失恋自殺』として「美人の写真を挟んだ日記を残して」と、
割注が施してあった。そして身元不明のため遺留品の写真に「加賀片山津弥生軒」とある....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
に述べる。エタに河原という名のあった事は、右の文によっても確かであるが、特にその
割注に、「河原者と混ずべからず」と断ってあるのは面白い。後世普通に所謂河原者は、....