剽掠[語句情報] »
剽掠
「剽掠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
剽掠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、言語道断ノ次第ナリ、シカノミナラズ、毛唐ノ無頼漢ヲ雇ヒテ、善良ナル村人ノ財物ヲ
剽掠《へうりやく》セシメ、婦女ヲ犯サシメ、切支丹ヲ流行シ、禽獣ノ行ヒヲススメテ改....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うむ》りますから、土地に安堵《あんど》して生活を営むということができません、いつ
剽掠《ひょうりゃく》を蒙るか、掠奪せられるかわからないのみならず、人力も絶えず徴....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
日振島であったという。――「南海ノ賊首、藤原純友、船千余艘ヲモツテ、朝貢ノ官船ヲ
剽掠シ、海路一切通ゼズ」などという古記がみえる。どんな船か知らないが、千余艘をも....